ザ・スコアラーを読んだ
巨人で長年スコアラーを務め、2009年のWBCでもチーフスコアラーとして世界一に大きく貢献した、三井康浩氏の書籍。図書館でたまたま見かけたので即借り*1。
スコアラーがどういう仕事をしているのか、そしてどのようなポイントで選手を観察しているのか、説明してくれてている。
特に印象的だったのは、選手への情報伝達。
例えば敵チームの先発投手の場合、スコアラーはオープン戦やシーズン中の投球データだけでなく、試合映像をチェックして選手の癖を盗んだり、試合前の練習から投手の状態を把握する、等多岐にわたる情報を収集している。
しかし、それをそのまま選手に全部伝えてしまうと選手は混乱してしまう。データの結果と選手の感覚が違う場合がある。
例えばトラックマンは数値から「カットボール」と判断するが、選手は「スライダー」と認識しているボールがあった時に「カットボールがくる」と伝えたら選手は戸惑ってしまう。
また、球速以上に球がのびている投手に対し、球速だけ伝えることは先入観を与え、本当に重要な情報に目がいかなくなる。
このようなギャップを無くすために如何に情報を選別し、必要な情報だけを上手く伝えるか、機器やデータと選手をつなぐ仲介者になれるかがスコアラーの重要な資質
が重要だとのこと。
これはマネーボールやアストロ・ボールでも分析官が重要視していたことに通じる。どんなに素晴らしい分析をして、優れたプランを立てても、選手が納得して実行してくれなければスコアラーの存在意義はない。スコアラーが生み出せるのはあくまで「無形」のもの。その為にはどうしてそのような判断に至ったのか、プロセスをしっかり丁寧に伝えることや、コミュニケーション能力が非常に重要になるとのこと。
この本を読んで、スコアラーは自分が思ってた以上にチームの戦略方針に寄与していることがわかった*2
どこまで選手に情報が伝達でき、実行できているかも含めスコアラーの腕が問われる。そんなことを考えながら試合を見てみると面白いのかもしれない。
その他にも打撃練習でどのような点に注目しているか、試合中の選手のどこを見て調子の良し悪しを判断しているか、過去の好投手たちに対してどのような戦略を立てて攻略していったか、等が書かれており、読むことで野球中継の楽しみ方が増える一冊。
そして何より、この本で一番鳥肌立ったのは序章である。
ひょうんなことでWBCに帯同することとなり、1次ラウンド韓国戦で宿敵キム・グァンヒョンを如何にして攻略したか、2次ラウンドキューバ戦で剛腕・チャップマンを如何にして攻略したか。
そして決勝のイチローのタイムリーに繋がるベンチ裏でのやり取り…
激闘の裏でこんなことがあったのか、非常にワクワクしながら読むことができます。
アストロ・ボールを今更ながら読んだ
球場の話ではないのですが、読んだので自分のメモも兼ねて。
マネーボールがセイバーメトリクスを活用した球団経営の礎となる話、ビッグデータベースボールがデータを活用してチームを強化する話だとすると、アストロボールはその発展のような話になるのかなと。
マネーボールの球界への浸透、スタットキャストが全球場に導入されることで、球団毎に得られるデータの質や量に差は出なくなってきた。
その中でルーノウGMが着目したのは「直感」や「リーダーシップ」といったデータで数値化できない情報の活用だった。
実際に、カルロス・ベルトランは数字上のデータでは非常に寂しい成績に終わり、2017年を持って引退するのだが、チームを一体化させる、チームの士気が下がっている適切なタイミングで鼓舞するなど、その貢献度は非常に大きかったよう。
また、ルーノウたちは数値化できない情報を無視するのではなくしっかりと取り入れ、これらのデータを数値化しようと取り組んでいるところも面白い。
JDマルティネスの放出や、エイケンの未契約など、チームとして失敗したこともきちんと描かれており、その反省を活かしてチームをより良いものへしようとする仕組みづくりがきちんとできていたようだ。
フライボール革命や守備シフトは野球をハイレベルにさせる要因の一つとなっているが、結局は人間がプレイするゲームであり、その魅力に気づかせてくれるような一冊だった。
さて、上述したカルロスベルトランについては1章丸ごと割いて描かれていた。
2017年のアストロズにとって、彼の存在なくては優勝できなかったであろう。
それだけに、彼が主導してサイン盗みをしていたことは非常に残念に感じてしまう。
本書では(あのような出来事があったので、信用していいのかわからないが)ベルトランは投手の癖を盗むのが非常にうまく、チームメイトとその情報を共有していたそう。
チームが勝つためには何をすべきか、常に考えている彼だからこそ、サイン盗みにまで至ってしまったのだろうか。
とにもかくにも、野球の読み物としても面白いし、データ分析や組織論にも活用できるようなことも書かれているので、読んでみてもらいたい。
MLB球場紹介④ ナショナルズ・パーク
明日からついにMLBが開幕!!
今年は60試合ということで短期間ならではの、意外な選手のタイトル獲得があるのではと少しわくわく。
NHKではナショナルズパークで行われるヤンキース対ナショナルズの開幕戦が中継予定ということで、昨年ワールドチャンピオンに輝いたナショナルズの本拠地をピックアップ。
球場としてはモダンスタイルで特徴的な形状もない。ある意味シンプルな球場ながらも、首都にありながら開放感あふれる風景が魅力的に感じる球場。
サインも比較的もらいやすかった覚えが。
訪問したのは2015年。2015年は、自分にとって永遠のヒーローであるイチローさんの追っかけしようというコンセプトの年だったので、訪問球場はマイアミ、ニューヨーク(メッツ)、ワシントンのみながら9試合を見た*1。ここワシントンでは4試合を観戦*2。
Marlins vs. Nationals | 09/17/15 | MLB.com
Marlins vs. Nationals | 09/18/15 | MLB.com
Marlins vs. Nationals | 09/19/15 | MLB.com
Marlins vs. Nationals | 09/20/15 | MLB.com
2015年のナショナルズは地区2位に終わり、ポストシーズン進出も逃したものの、豪華な先発投手陣と、ハーパーがMVPを獲得する程の大活躍*3をするなど、非常に魅力的なチームでした。
豪華すぎる投手陣
目次はこちら
球場まで
アメリカの首都ワシントンに本拠地を構えるナショナルズ。しかしそんなアメリカ経済の中心地にドンと球場を構えているわけではなく、地下鉄を使って20分程の、少し郊外にある。最寄駅から球場までは大きな通りを歩いて5分程。しばらく歩くと球場がすぐに見えてくる。
外から観客席が見えるようになっている。個人的にはこういった球場の一部が見えるような造りは、球場へ向かう途中で非常にワクワクさせられるので大好き。
球場周辺の写真は撮り忘れたけど、↑の写真の左側見てもわかるように、訪れた当時(2015年)はまだ開発が進んでいるところで少し寂しい印象があった。*4
球場ゲート
球場ツアー
4日間のうち1日は早めに来て球場ツアーに参加。アメリカでは色んな球団がやっていて、普段は入れないダグアウトやグラウンドレベルに降りることが出来るので、事前に日程を確認して開催していたら参加をお勧めします。
ナショナルズパークでは、球場コンコースを回りながら説明を受けたのち、実況席、プレスルーム、VIP専用レストラン(そこから室内練習場が見えるようになっている)、グラウンドレベル(バックネット付近、外野、ブルペン)の順番に周った記憶*5。
プレスルーム
室内練習場
ベンチ、グラウンド
ブルペンから観客席を見上げた視点。珍しい経験でした。
球場内
球場ゲートを抜けると広めの広場。試合前にはプレシデントレースに出ているマスコットも遊びに来ていて写真撮影できる。
ちなみに、開門直後は外野付近しか入れず。その間に雰囲気を楽しむもよし、打撃練習を楽しむもよし。
ブルペンは外野の両翼にあるので、開門直後に翌日以降に投げる予定のブルペン投球を近くで見ることができる。
練習中でも、ホームランボールはもらえる
外野レフト際に後方には駐車場が併設。その下のスペースはカフェ・バーが併設
アメリカ定番のキッズスペース
夕暮れ時、レフト二階席から
ライト席から
MLB球場紹介③ トロピカーナフィールド
30球場を巡ったし、せっかくなら少しでも記録に残しとこう…と思って始めたこのブログも、気づけば2か月以上放置してました。*1
3球場目はトロピカーナフィールド。こちらも今年から筒香が加入したこともあり、テレビで見る機会が多くなるのでは。
よく東京ドームに似てる、と言われてますが、確かに屋根が白く、人工芝なこともあり東京ドームを連想させる部分が多い。しかしところどころの席がゆったり気味なのと、東京ドームよりも屋根が高く見える(多分)ことからあまり圧迫感はない。
そして南地区独特の緩い雰囲気があり*2、どことなくリラックスできる球場だった。
当日のスコアはこちら。
Padres vs. Rays | 08/15/16 | MLB.com
レイズ時代に新人王をとるほど活躍したマイヤーズが凱旋するということもあり、打席に立つときは大きな声援が。
目次は以下の通り
- 球場まで
マイアミで観戦した翌日飛行機でタンパへ移動。
タンパ湾は静かで落ち着いた雰囲気。
タンパ湾から球場まで歩いて行けるかと思ったら意外と遠い…しかも途中で雨に降られたりと最悪でした。訪問時はバスの利用がオススメ。
球場までの道のりは撮影してなかったけど、大通りが通っててそこにお店が結構立ち並んでた気がします。
- 球場周辺
球場周りは簡単に一周できるけど、駐車場があるくらいで、特徴的なものは何もなかった印象。
パッと見た感じ、野球場には見えません
- 球場内
ゲートを通るとミニ野球場。こういう演出好きです。わかり難いけど天井も高さ会って開放感ある。
センターから
圧迫感がないのは、恐らく外野席の列数が少ないからかと。
大体どこにでもある球場内のスポーツバー。ここは広かった覚えが。
バックスクリーンの掲示板はオークランド並みのオールドスタイル
コンコースにある立体人形。ちょっと怖い。
外野付近のコンコースからは選手視点から見られる場所も。
ブルペンは神宮式
- 球場名物スポット
まずはトロピカーナフィールドといえばコレ!な「レイズ・タンク」
球団シンボルであるエイにが水槽内を泳いでいる。無料で入ることができ*3、餌を購入した場合、水槽内に手を入れるとエイが餌を食べに来てくれる。その姿が中々可愛い…
水槽付近からはグラウンドも見渡せる。
2つ目は、そこまで名物ではないけど球場内博物館。
他のいくつかの球場にも、球場内にあるけど、レイズのは比較的規模も小さく、さらっと見やすい。試合開始前までの空いた時間に是非とも。
王さんをはじめとした日本人コーナーも。
- 試合風景
日本人にも(少し)馴染みのあるソラーテも*4
後この球場で面白かったのは、レイズのチャンスになると販売されている鐘を鳴らして応援するところ。下の写真のようなグッズが安く売っていて、カランカラン…という音が球場全体にこだまします。*5
最後にスターティングラインナップムービーを
2016/8/16 トロピカーナフィールド スターティングラインナップ発表
東京ドームに似ているけど、そこまで密閉感はない球場。そしてせっかく行ったのならエイと触れ合うといいと思います。
MLB球場紹介② グレート・アメリカン・ボールパーク
2016年8月16日に訪問
今年から秋山翔吾が加入したことで、日本人にとっては身近に感じるようになる球場の1つではないでしょうか。
当日のスコアはこちら。
Marlins vs. Reds | 08/16/16 | MLB.com
大好きなイチローが3塁打を打った他、9回には打撃コーチが審判への侮辱行為で退場。はじめて生で退場する瞬間を見ました。
目次は以下の通り
球場まで
ダウンタウンからおよそ15分程。全然歩いて行ける距離です。
大きな道路もあり、車も多く通っているのですが、試合後は思ったよりも歩いて帰る人が少なかったです。身の危険を少し感じたのでタクシーで帰宅しました。
球場周辺
この日はあいにくの雨で球場周辺はあまり散策できず。
オハイオ川のほとりに位置しており、外野後方からはオハイオ川を眺めることができます。ただ、球場と川の間には大きな道路もあり、AT&Tパークのようなスプラッシュヒットは実質不可能です。
また、レフト後方にはテイラー・サウスゲート橋が見えます。この橋をわたるとケンタッキー州だそう。
球場周辺にはレジェンドプレイヤーの銅像がいたるところに並んでいます。
また、球場周辺にはレッズの野球殿堂博物館(Hall of Fame)があります。試合前に開催される球場ツアーに参加した場合、割引価格で入場できたはずです。
ボブルヘッド風人形がお出迎え
ピートローズやフィリップスといったレジェンドプレイヤーのユニフォームももちろん展示
球場内施設
クルーズ船
この球場の特徴はセンター後方にある、クルーズ船を模倣した建物。球場奥には実際のクルーズの発着所があります。
横から見た風景
煙突
もうひとつの特徴が右中間にある煙突。レッズの選手がホームランを打つ、三振を奪うと炎が上がります。
キッズ用施設
センター後方には子供たちが遊べるミニボールパークがあります。
ブルペン
レフト、ライトのポール際にあります
ムービー
選手紹介前のムービー。積み上げた歴史の重みを感じることができるような演出です。
レッズオープニングムービー@グレート・アメリカン・ボールパーク
スターティングオーダー紹介ムービー(途中から)
レッズスターティングラインナップ紹介@グレート・アメリカン・ボールパーク
スナップ写真
球場風景
センターからの写真。レフト後方
全体図。レフト後方にはテイラー・サウスゲート橋が見えます。
天気が良ければもっと開放感のある、素晴らしい景色を眺められそうです。
シンシナティ名物のチリドッグ
選手
撮った写真を後から見返してみると、その大半がイチロー、ボットーだった…
Zack Cozart
Eugenio Suárez
MLB球場紹介① サントラスト・パーク
2019年6月14日に訪問。
前身のターナー・フィールドも2013年に訪れていたのですが、30球場を巡る間に誕生。ということで、31球場目となりましたが訪問しました。*1*2
当日のスコアはこちら。終盤にもつれる乱打戦で、見ごたえありました。
Phillies vs. Braves | 06/14/19 | MLB.com
目次は以下の通り
球場まで
サントラストパークはアトランタの中心地から離れたところにあり、公共交通での移動はなかなか困難。
Uberは約$60ほどと高いですが、公共交通を必死に調べていくよりも全然効率良いかと。
Uberに乗ること30分。幹線道路を降りたところで、サントラスパークがすぐにお出迎えです。
球場周辺
球場メインエントランス近くに、中央広場みたいなのがあります。試合が近づくにつれ人が集まり、熱い盛り上がりをみせていました。
試合後はちょっとしたクラブみたいになっていました↓
球場を中心に、様々な施設が集まっており、食事やショッピングが楽しめるようになってます。ケーブルテレビ会社のCOMCASTも球場に隣接しています。
アトランタの中心地から離れている分、球場以外の施設も集結させて、野球観戦者以外も楽しめるようにしているなという印象。まさにボールパーク・タウンという感じでした。
訪れた当時はまだ開店していない店や、建設中の建物もいくつかありました。
球場内施設
コンコース(Hall of Fame)
(確か)内野~バックネットあたりのコンコースはブレーブスにまつわるユニフォームやパネルが展示されています。映像も設置されていたりして、なかなか見ごたえあります。
サントラストパークに限らず、メジャーは球場内に球団の歴史をたどれるような博物館が設置されています。
↑ボストン・ブレーブス時代のも
ハンク・アーロンテラス
レフト後方にのハンクアーロンテラスがあります*3。入るとお人形がお出迎え。
↑メジャー記録の715本目を打った時のバットも展示されています。
アトラクション
球場内に子供が遊べるスペースがあるのは珍しくないですが、サントラストパークは多彩すぎた…
順番に塁間ダッシュ体験、ターザンロープ、もぐらたたき(みたいなの)、ロッククライミング。いずれも確かライト後方付近にあったかと思います*4
外野最上階にはホッケーもありました。
砂被りバー
ライトポール際の屋内には、バーのような飲食店が入っています。その奥には、グラウンドレベルで試合を楽しめる席が設置されています*5
(写真が下手すぎる…)
↑このバーで購入したサンドイッチ。上には牛肉とチーズが載せられています*6
その他
ライト後方には巨大なトマホーク。応援テーマが流れる時、このトマホークも動きます。
企業のマスコット?怖い…
レフト上段には巨大なボールとコーラの瓶と椅子が。
各席にはロゴがついています。
ファンの応援
ブレーブスといえば、忘れてはいけないのがトマホークチョップ。現地で聞いているとかなり迫力があります。
トマホークチョップ①@サントラストパーク(トゥルーイスト・パーク)
ナイターになると、スマホのライトをオンにして振りかざします。テーマ曲が流れると場内の一部照明を消すため、ライトが綺麗に見えます*7
トマホークチョップ②@サントラストパーク(トゥルーイスト・パーク)
そしてこれは個人的思い出になるのですが、この日の試合は最終回にマッキャンが逆転サヨナラ打を打って幕切れという、興奮・そして感動する幕切れでした。
2020/6/14 McCannのサヨナラ打!@サントラストパーク(トゥルーイスト・パーク)
マッキャンはこの年をもって引退。最後のシーズンにいいものを見せてもらえました。
狙って見れるものではありませんが、メジャーのサヨナラの瞬間は、日本に負けないくらい盛り上がります。日本と違って球場ほぼ全体がホームチームを応援しているので、球場が本当に熱くなります。
スナップ写真
球場風景
選手
Bryce Harper
Fried
Realmuto
Brian McCann
Ronald Acuña Jr.*8
Josh Donaldson
MLB30球場訪問記
はじめまして
aoichi51と申します。
幼いころからイチローが好きで、野球を見始めました。
高校まで野球を続け、大学生になると行動範囲が広がり、休みを使って日本全国の球場を巡るように。
そして大学3年の時、ついにプロ野球1軍本拠地球場を全て訪問することができました。
しかし、その瞬間、何かモヤモヤと虚無感が…
その正体は、2010年のアメリカ旅行でした。
イチロー好きな私は、いつかメジャーでイチローを見たい、10年振りの(一方的な)再会を果たしたい。
そんなことを思い、友人と2人でニューヨーク旅行を敢行。
当時マリナーズ所属だったイチローを目当てに、マリナーズ対ヤンキースを観戦しました。
生まれて初めてのMLBの球場…
そこはものすごく美しく、情熱にあふれていました。
感動のあまり、球場入った瞬間から興奮し、すっかりヤンキースタジアムに魅せられてしまいました。
(興奮しすぎて疲れ、夜の街へ飲みに行く約束を果たせなかった友人、申し訳ない…)
…
そんな思いでがよみがえった私は、日本の球場を全部巡ったのなら、次はアメリカ!!と、単純な思考回路の基、アメリカ訪問を開始しました。
初めのニューヨーク旅行を含めると、アメリカ渡航回数は合計7回。
毎回約10日間の日程で、出来る限り球場を訪問しました。
そして2019年6月、念願の30球場訪問を達成しました(トータル42試合観戦)。
その間にいろいろなことがありました。
日本にゆかりのある選手からサインを頂いたり、写真を撮ってもらったこと。
マイアミで初めて会った私に、いろいろなお世話をしてくれた方
(その後何度もマイアミを訪問しておりますが、本当にお世話になっております)
そして、幼いころからのスーパースター、イチローからサインをもらえたこと、ボールを投げてくれたこと…
どれも大切な思い出です。
記録を残そうとすると、その使命感にかられて球場を堪能できなくなるのが嫌だったので、今まで残していませんでしたが、せっかくならかけるものは書いてみよう!と、昔の記憶を掘り返しながら、記録できたらと思います。
また、たくさん観戦をしていて、サインのもらい方のノウハウも溜め込めたのでどこかで共有できればと思います。
よろしければ今後ともご覧ください。
(…次回更新の時期は不明 笑)