MLB球場紹介⑧-2 ロジャーズ・センター(球場内編)
今回はトロントブルージェイズの本拠地、ロジャーズセンターの球場内を振り返ります。
球場周辺・外観編は前回記事をご覧ください。
いよいよ球場内に。
球場全体感
コンコースを抜けると、チームカラーの青を基調とした球場がお出迎えしてくれます。
この日はデーゲームということもあり、屋根を開放しての試合でした。試合前は曇りがちだったものの、始まる頃にはきれいな晴れ模様となり、絶好の野球日和でした。
開放、と言っても屋根が完全になくなるのではなく、外野部分は屋根がかかったままになっているところも特徴的だなと感じました。
当日屋根が空いていた場合に限定されますが、座席で悩んだ場合は3塁側をお勧めします。トロントの象徴のCNタワーをバックに野球観戦を楽しむことができます。
また、都心部に近いこともあり、360度どの方向にも大きなビルが顔を見せており、近代的な雰囲気を感じることができます。
ブルペン
ブルペンはレフト、ライトにそれぞれ設置されています。
コンコース
コンコースは他の球場との大きな違いはありません。
ホームランポール
この球場の特徴的だなと感じたのはこのホームランポールです。
普通、ポールというと黄色にペイントされた金属的なものが思い浮かばれると思うのですが…
この球場はなんとロープ*1でポールが作られていました。理由はよくわからないですが珍しかったので一番印象に残っています。
ホテル席
そしてもう一つ、特徴的なのはセンターのメインビジョンを取り囲むようにあるこの場所。
こちらは有名ですが、トロント・マリオット・シティセンターホテルというホテルの客室になります。
そう、こちらの客室に泊まると、自分の部屋から試合を見ることができるのです!
中はこんな感じらしい
出典:ホテル公式HP
確かこのホテル自体に泊まるのはそこまで…な値段設定ですが、この球場に隣接した部屋は一度調べてみたらクッソ高かったことを覚えています*2。
ここから観戦できるのはおそらく一部の上級国民。自分もいつかそうなりたい。
ロッテアイスが食べ放題の、夢のホテルに泊まってみた
なんか胡散臭いサイトの記事みたいになってしまったし、球場のブログとは全く関係ない内容ですが。
皆さんは「食べ放題」は好きでしょうか。
好きなものを好きなだけ、気にせず食べることができる「食べ放題」。
私の妻も大好きで、よく二人でテレビで紹介されているのを見ては、実際に食べに行ったりしています。
今まで焼き肉、中華、お好み焼きなどなど…いろいろな食べ放題に行ってきました。
そんな中、アイスの食べ放題があると聞いて行ってみることにしました。
しかもこのプラン、レストランに食べに行くのではなくて、ホテルに泊まるときのオプションなんです。つまり、自分の予約した部屋でチェックアウトまで気にせず食べることができるのです。
でもどうせ、業務用スーパーにあるような、原価の安いアイスなんでしょ?
…いえいえ、あのロッテ社のアイスの食べ放題なんです!
そう、実はこのプランを提供しているのは錦糸町にあるロッテシティホテル。
ロッテの子会社が運営しています。
ロッテシティホテルとは?
上述したように、ロッテシティホテルはロッテの子会社が運営しているホテルです。
基本的にはビジネスホテルに近いと思うのですが、随所にコアラのマーチくんが飾ってあったり、景色がよかったりといろいろなことには使えそうです。
最近は宿泊者がロッテのアイス食べ放題プランを提供しているようです(コロナによる集客減を挽回するため?)
ただし、毎日やっているわけではなく、期間限定のものです。終わったと思ったらまたすぐ開催したりするので公式アカウントをフォローしとくといいかもしれません。
部屋によってはスカイツリーが綺麗に見えます。この写真はエレベーターホールから撮影。
部屋にはマーチ君のクッションも。これが程よい硬さで気持ちよかった。お土産に買おうとしたら6000円くらいしました…
アイス食べ放題のシステム
アイス食べ放題のシステムはいたってシンプル。
事前にアイス食べ放題のプランを予約しておくと、写真のようなチケットを渡されます。後は、受付ロビー前にあるアイスボックスからとる際にロビーにその件を提示するだけ。そうするとボックス内にあるアイスを好きなだけ持って帰ることができます。ただし、部屋には冷凍庫がないので食べられる分だけ持っていき、また取りに行く必要があります。
尚、ロビーに見せるといっても遠めからオッケーで、わざわざフロントに並ぶ必要もありません。
いざ、食べ放題開始!
そんなこんなで初めに持ってきたアイスはこちら!
早速いただきます!!!
うん…うまい!
普段は貧乏性な為、2個しか入っていない雪見大福を買うのをためらってしまう自分でも、この日は何も気にせずパクパク食べることができる。これがまた美味い…
しかも飲み物代わりにクーリッシュを飲むという、体に悪いことの極みをやりつくします。
どんどん行きます。
ちなみに、4階にはコーヒーコーナーもあり、こちらも自由に入れて部屋で飲むことができます。
なので…
コーヒーに、贅沢に雪見大福を入れたスイートドリンクを創ってしまいました。普段なかなかやらないことを気にせずできるこの幸福感。
食べ過ぎたと罪悪感が生じたときには糖質ゼロシリーズもあります。糖質ゼロだから味は微妙化と思ったら普通に美味。
そんなこんなで15時にチェックインしてからグダグダとアイスを食べ続け、夕食はついていないので(アイスのせいであまりお腹すいていないながらも)一応外に食べに行き、再び戻って金曜ロードショーで紅の豚を見ながらアイス
とにかく贅沢の極みを満喫した夜でした。
朝食も美味しい/楽しい
アイス食べ放題以外にも、このホテルは朝食が人気です。
普通のビジネスホテルよりは少し種類が多いくらいですが、人気なのは
このコアラのマーチ型のパンケーキ!中々可愛い
(右側のマーチ君はストロベリーシロップかけたら血みどろみたいな姿に…w)
パンケーキの近くには、他に生クリーム、パイの実、コアラのマーチトッポもトッピングできるのですが
なんと中のチョコが全部抜かれているのです。これはこれで物珍しいし、触感を楽しめてグッド!
ちなみに、感染対策は徹底しており、食事が置いてあるスペースには最大8人しか入れず、入る際には手袋は必須で安心です。
泊まってみて
泊まっている間にやったこと
・ロビーにアイスをとりにいく
・ロビーにコーヒーを取りに行く
・部屋でアイスを食べる(約15個)
・朝食バイキングを食べる
…これだけです。そりゃ太ります。
明らかに糖分の取りすぎだし、こんな生活をなんどかやったら確実に早死にします。
何度も泊まることは(健康的に)難しいでしょう。
でも、子供のころの夢が実現されたような、そんな夢の世界でした。
先日、この話を友人にしたら「このプラン1万5千円でしょ?だったら2,~3000円だして家でアイス食べまくりゃいいじゃん」と言われましたが…
違うんです。元を取れないけど、食べ放題という言葉に心が躍り、お腹も気持ちも満たされるのが堪らないのです。
期間限定のプランなのですが、現在も開催されているようです*1。
何度も止まると命の危険はあるものの、一度は体験して損のない、楽しいプランだと思います。
みんなお待たせ!!📣🍨🐨
— ロッテシティホテル錦糸町【公式】 (@lotte_cityhotel) 2022年1月28日
2/1〜3/31の期間限定でアイス食べ放題プランを発売するよ✴️🎊
季節限定のフレーバーをたくさん用意してるんだけど…ぼくがどんなアイスを選ぶかは、、、アイスケースを開けてからのお楽しみ🎶㊙️
『はじめて食べる❣️』『こんな味あったな〜❣️』なんて声が聞こえてきそう💭 pic.twitter.com/x8uOgYR6e4
*1:2022/2/12時点
MLB球場紹介⑧-1 ロジャーズ・センター(球場周辺・外観編)
最近はこちらの更新がほぼできていませんでした。
1記事にすべてまとめようとすると時間がかかる為、まとまった時間がないと書こうとしなくなってしまうとういことを最近自覚し始めたので、小出しにしていきたいと思います。
8球場目はカナダのトロントに本拠地を構える、ロジャーズ・センターです。
訪問したのは2019年の6月12日。
当時はまだ再建期真っただ中でしたが、ゲレーロjrやビシェット、グリエルjrらがメジャーに昇格していたりと、ブルージェイズの未来を担う若手たちが多くあふれ、未来が楽しみな時期でした。
またダイヤモンドバックスの先発は、後に再ヤング賞を取得するロビー・レイでした。
基本情報
MLBで唯一の米国外であるトロントは冬~春先は非常に寒くなります。
その気候に対応するために、このスタジアムは屋根が開閉式になっております。
今では日本の福岡ドームを初め、開閉式ドームは珍しくないですが、建設当時の1989年は"世界初"ということで、非常に先進的なものだたたようです。
しかし現在は老朽化もあり、古い球場のイメージが先行しています。
確かに、建物自体は時代の年月を感じましたが、青を基調とした球場の雰囲気は素晴らしく感じました。
特に、自分が訪問した試合は6月の気持ちのいい日差しが入ってくるデーゲームで、ボールパークという雰囲気をひしひしと感じることができました*1。
球場アクセス~外観
ロジャーズ・センターはダウンタウン内にある球場の為、アクセスは比較的簡単でした。ダウンタウン内に張り巡らされている地下鉄を利用し、Union駅から5-10分くらいで球場が見えてきます。
球場周辺はビルが多く、またあらゆるところからトロントの象徴であるCNタワーを見ることができます。
球場の外側は歩いて一周できるようになっており、高層ビルを左右に見ながら探索できます。
近くには広場みたいなところもあり、子供が遊ぶスペースがありました。アメリカの球場はこの手のスペースが本当に多いですね。
そして、ロジャーズ・センターの周辺で最も感じたのは、屋台が非常に多いということ。
自分が散策した時は試合開始まで時間があったからか、販売員のいない屋台も多くありました。帰りはまあまあの屋台が開いてたかな。
他の球場でもあるところはありましたが、トロントはその数が比較にならないほど多くありました。ここはこの球場の一つの特徴かもしれないですね。
次回のブログでは球場内の紹介をしたいと思います*2
MLB球場紹介⑦ クアーズ・フィールド
またもや更新が滞ってしまっていました。
更新が滞っている理由(というか言い訳)として、今年からnoteで行われている「MLB30球団ファン合同note」のマイアミ・マーリンズを担当することとなりました。
月に1-2本の投稿を目安に頑張っておりますので、こちらも見ていただけると嬉しいです。以上宣伝でした。
さて、本題に入って7球場目の紹介はクアーズ・フィールド。
コロラド・ロッキーズの本拠地で標高が高く、ホームランが出やすいことでも有名です。
そして何より、2021年オールスターの開催場所であり、大谷翔平、菊池雄星*1の日本人2名が出場します(ダルビッシュは辞退。残念)。
大谷はホームランダービーにも出場ということで、日本でも地上波中継が行われる為、普段MLBを目にしない方もこの球場を見る機会が多くなるのかなと思います。
今回はそんなクアーズ・フィールドの紹介です。
訪問したのは2014年8月。ノーラン・アレナドがメジャー2年目の年ですね。
当時はアレナドよりもトゥロウィツキーがチームの顔だった時代でプレーを見たかったのですが、ケガをしていたため残念ながら見れず*2。
対戦相手のマーリンズはイチローが移籍する前年。イェリッチ、オズーナ、スタントンら若手外野手が台頭し始めた頃でした*3。そして何より、ケーシーマギーがメジャー復帰1年目の年でした*4
基本情報
クアーズ・フィールドはデンバー州にある、コロラド・ロッキーズが本拠地としており、打者天国として非常に有名な球場です。
標高5280フィート(約1600メートル)と標高の高い場所に位置していることによる、空気の密度が低いことで打球が他の球場より飛ぶことが原因とされていましたが、空気の薄さによる乾燥が原因という研究結果もあるようで、2002年からはボールを冷凍室で保湿保管しているのだとか*5。
また、1996年に当時ドジャースの野茂英雄がノーヒットノーランを達成したことでも有名です。2021年時点で、この球場でノーヒットノーランが達成されたのはこの一度のみです。
ちなみに、球場建設時に恐竜の化石が発掘されたことに由来して、マスコットのディンガーはトリケラトプスの姿をしています。
球場アクセス~外観
球場はダウンタウンの中にあり、滞在するホテルにもよりますが、十分歩いて行ける距離に位置しています。
レンガ調で造られている球場外観
球場の外観は赤レンガ調の壁で作られており、レトロな雰囲気を醸し出しています。
また、周辺の建物も同じく色調の建物が多く建っている為、球場が目立つことなく都市の中に溶け込んでいながらも、ダウンタウンに突然現れる球場を見たときは独自の世界に引き込まれるような感覚になります。
街全体がレトロ調の雰囲気
球場近くにあるユニオンステーション付近。クアーズフィールドと同じような色調の建物があることがわかります。
球場を離れても街中のレトロ調の雰囲気は変わりません
デンバー自体がどちらかと栄えている都市ということもあり、球場周辺はにぎわっていてます。試合前、試合後にはお店に入って一杯、というのが観戦者の楽しむのも一つかなと*6。
球場内観
開放的でロッキー山脈も見えるレフト後方
ダウンタウンの中に建築されている球場ですが、外野を見渡すと周囲にはビルがほとんどない為、非常に開放的な景色を見ることが出来ます。
(写真では見づらいですが)晴れた日にはレフト側奥にロッキー山脈を見ることもできます。
ホーム後方には、近代都市を象徴するようなビル群が並んでいます。
チームカラーで塗られた標高1マイル
下の写真の1枚目は先ほどと同じ写真なのですが、よく見てみると3階席の一列だけ、座席が紫色に塗られています。これは標高1マイルであることを示しています。
クアーズフィールドの特徴の1つは、他の球場ならスコアボードがありそうな場所に建設されている席です。
この席は「ロックパイル」と言われており、旧球場の仮設スタンドをイメージしているとのこと*8。ちなみに、この席は試合によっては4ドル程度で買えることもあってなかなかの人気席なようです。
ロッキー山脈のオブジェ
そしてこのロックパイル席の下にはロッキー山脈をイメージしたオブジェが造られており、その横に両チームのブルペンがあります。
試合内容
試合前
この日はスターウォーズデーということで試合前のイベントがあったり、スコアボードの選手写真がスターウォーズのキャラクターに加工されていました。
アウェイのマーリンズの選手は基本帝国軍のキャラクターに。スタントンがダースベイダーというのはなんか笑えました。
そして試合前にはウォームアップしているマギーに持参した楽天ユニを掲げると笑顔で来てくれ、サインをしてくれました。日本人であることがわかると、サインにカタカナで「マギー」と書いてくれます*9。
試合風景
この日はあまり選手の写真はとってませんでした。
最後に
高地にあるということなので、田舎っぽい土地なのかなという(かなりの)偏見を持って訪れましたが、球場周辺には飲みながら楽しそうにしている人達が多くいたような気がします。
デンバーは野球以外にも4大スポーツが盛んな街ということもあり、住んでいる人は野球に限らずスポーツ観戦が大好きなんだと思いました。
レンガ調の球場の門をくぐった先で広大なロッキー山脈を眺めながら、紫という普通は地味な色をかっこよく仕立て上げるチーム・球場をぜひ応援してみてください。
*1:IL入りしているので登板はなさそうですね
*2:結局30球場訪問する中で、一度も彼のプレーを見れませんでした…残念
*4:この年、打率.287、4本塁打、76打点を記録しカムバック賞を受賞しました
*5:ちなみに2021年のオールスターでは使用しないことが発表されており、派手なホームランダービーになるかもしれません
*6:他の球場もそうですが、夜は日本に比べて危ないところが非常に多いので訪問の際は気を付けて…
*7:出典:https://www.thedenverchannel.com/news/local-news/10-secrets-of-coors-field-and-the-colorado-rockies
*8:個人的にはレッドロック野外劇場の観覧席をイメージしているようにも見えますが…
*9:引っ越した影響でサイン取り出すのが面倒なので写真は非掲載
MLB球場紹介⑥ リグレー・フィールド
建物は決して綺麗ではないけど、その趣と芝生の綺麗さが合わさって、まさに野球をする為の場所、という感じでした。古き良きボールパークっていうのはこういう球場を言うのだろうなと思いました。
訪問したのは2013年8月で、通算2球場目の訪問。前回の記事で紹介した、ミラー・パークに行く前に訪れた球場です。シカゴからミルウォーキーは電車を使って2時間もかからなかったと思うので、全球場訪れたい人はカブス・ホワイトソックス・ブルワーズはセットで見るのがポイント。*1
Brewers vs. Cubs | 07/31/13 | MLB.com
当時はカブスは絶賛再建期。当時から既にアンソニー・リゾーは注目されていました。グッズもリゾーのものが多かった印象。藤川も在籍してたんだけど故障者リストしていたのもあって、グッズはなし。藤川のグッズある?と聞いても誰それ?みたいな反応されたのが寂しかった…
尚、今回は2017年にも時間があったので球場の周辺を再訪問したときの写真も掲載しています。
目次は以下の通り
球場周辺
Addison駅を出てすぐのところにあります。駅を出て古の球場が迎えてくれ、非常に高揚感が増します。
球場の外観。歴史を感じる電子ボード以外は、しっかりしている印象。外からだとそこまで古臭さは感じませんでした。
球場の周辺にはレジェンドたちの銅像がいくつかあります。晴天と球場の背景にむっちゃマッチしていました…
近くの球場ショップには、ちょっとした展示物もあったり。
そしてかの有名なWrigley Rooftops。
外野席の奥にある住宅(レストラン?)の屋上で食事しながら試合を見れる席です。ここはもちろんカブスの施設ではないので収益はその建物のオーナーに入るのですが、売り上げの17%をカブス側に支払う契約を2002年に締結しているそうです。実際に行ってみると、道路を一本挟んでいるので、思ったより球場から離れて立っているんだなぁ、という印象を受けました。ちなみに高いし、予約取れないしでなかなかのプレミアチケットらしいです。
球場ツアー
試合開始前には球場ツアーに参加。1球場目に訪れたヤンキースタジアムでは球場ツアーに参加できなかった*2ので、初の球場ツアー。グラウンドレベルに降りられるなんて…と、非常に興奮したのを覚えています。
球場内
歴史のある球場なだけあって、ところどころ古さは感じるものの、それがまた味を出していて球場にいると引き込まれてしまう感じがしました。
掲示板系でいうと、レフトライトに簡易的な電光掲示板と、バックスクリーンにある手動ボード。現代では考えられない手動のものですが、フェンスの蔦と並んで球場を象徴するもののひとつですね。
ちなみに、ボードに表示される情報は非常に限定的なので、多くのファンはこのように自分でスコアを記録しています。
こんな光景を見れるのもリグレーフィールドならではでしょうか。
※調べてみたところ、2015年以降はレフト、ライトに電光掲示板が設置されたとのこと。これでチャレンジの際のリプレーなども簡単に見れるようになりますね*3
あと、写真撮ってないけど、トイレが本当に古かった(掃除はしっかり行き届いていたので、汚くはなかった)。トイレが個別の便器ではないんですよ。仕切りがないアルミ製?のものに向かってみんな小便をしているのです。
試合内容
当時はまだ絶賛再建期のカブス。売り出し中のリゾーが豪快なHRを放てば、投げてはEジャクソンが8回1失点の快投でカブスが勝利しました。対戦相手のブルワーズに所属している青木もヒットを放っていました。試合中の写真はほとんどとっていなかった…*4
そしてこの試合は幾度となく雨で中断していたのを覚えています。夏なのにむっちゃ寒かった…
日本人選手も比較的在籍する期間も多く、日本人にも馴染みのあるボールパーク。シカゴは日本からも行きやすいので、是非足を運んで古き良きベースボールの雰囲気を肌で感じてほしいです。
MLB球場紹介⑤ ミラー・パーク(アメリカンファミリー・フィールド)
今までの球場訪問の記憶を少しでも残しておきたいと思って始めたのに、何か月も放置してしまった…仕事とかプライベートで色々あったりして、ブログをいじくる時間を捻出できませんでした(言い訳)
とりあえずすべてはコロナのせい(言い訳その2)
書こうと思って感じたのは、やっぱり訪問した当時にブログ書いておけばよかったなと。今日書こうとしてるのとか7年前の訪問記だし、写真(これはある程度撮っていのがよかった)と自分の記憶だけだとやっぱりあいまいなところが多い。
最近になってようやく感じたけどブログなり人に話すなり、アウトプットするってことは記憶を定着させるには非常に重要なんだなと。
まあ今更悲観してもしょうがないので、出来る限りで書いていきたいですね。
訪問したのは2013年8月。当時はまだ青木がブルワーズに在籍していました。
また、丁度ライアン・ブラウンがおクスリ疑惑で出場停止になってた時期ですね。
Nationals vs. Brewers | 08/02/13 | MLB.com
撮った写真見ても、やっぱり画質が古いですね*1
ちなみに2021年からはアメリカンファミリー・フィールドになるようです。なんかダサい…
目次は以下の通り
球場まで
ミルウォーキー市内からバスに乗って 約30分。店が立ち並ぶ市内の景色から段々と建物が少なくなっていく中、ミラーパークが見えてきます。他の球場もそうだけど、だんだん中心地から離れていく中で、ふと現れる球場を目にした時の高揚感はたまらないものがあります。
球場の外装はテキサスやヒューストンに似ているイメージ。そして屋根はシアトルに似ているかな。この屋根の鉄骨感が堪らなくかっこいいです。
中野天然芝の美しさと外の風景とがあわさり、特別な空間に来た感覚がします。
ちなみに球場の外から見るレフト後方はこんな感じ。壁が透明になっていて、中の様子がわかります。これはマイアミと同じですね。
球場内
写真の腕がひどすぎるのと、1か所にしかいなかったので球場の写真がほとんどとれていません*2
ちなみにこの日は夏ということもあって、屋根を開放しての試合でした。
そしてミラーパークの特徴と言えば、レフト後方にある滑り台と、ソーセージレースでしょう。
ホームランを打つと、マスコットの「バーニー・ブリュワー」が、滑り台を使って滑り落ちてきます*3
そして、ソーセージレースでは5人(5本?)のソーセージがレースを繰り広げます。ビールの街のミルウォーキーらしい催し。
ちなみに、他の多くの球場と同じく、内野のフェンスの高さが低い為、マスコットがハイタッチをしてくれました。
ソーセージレース@ミラーパーク(アメリカン・ファミリーフィールド)
試合内容
この球場では試合前のイベント、試合の内容の方がよく覚えています。
- 元広島のトレーシーがナショナルズにいたため、広島のユニを持って、声を掛けたら来てくれた。これが人生で初めてMLBでもらったサイン
- ナショナルズのエース・ストラスバーグがその後来てくれた。色紙に書いてもらおうとするも、ダメと断られる。ボールを取り出そうとしたら行ってしまった…
- ブルワーズの先発に打球が直撃し、緊急降板。マウンドに上がったのは元オリックスのフィガロ。隣にいたおっちゃんにその話をしたら、彼はいいピッチャーだよ!って話してた。おっちゃん、背番号知らなかったよね?
あと、この試合で始めてMLBでのブーイングを経験しました。ブーイングの対象となっていたのは、当時ブルワーズの正捕手を務めていたジョナサン・ルクロイ。
ホームでありながらスターティングラインナップ発表時に大きなブーイングを受けていました。
調べてみると、どうやら当時は20打席ほどヒットが出ていなかったそう。ファンなりの叱咤激励なんでしょうか。
しかし、ルクロイはこの日、チーム唯一の得点となる本塁打を放ちました。かっこよかった…
このブーイングを聞いて、MLBを見に来ているんだと改めて実感した出来事でした。
この試合のナショナルズ先発はジマーマン。当時のナショナルズは最強ローテを形成しており、そのうちの一人ということでワクワクしながら見てました。テンポ良い投球で投げる姿かっこよかった。
そして若き日のハーパーも出場。豪快なHRを放り込んでいて、当時からスター性はやはり半端なかったですね。
・・・こうして見返してみるとほとんど写真撮っていなかった。前言撤回。2010年から少しずつアメリカに旅行するようになって、最初は本能の赴くがままに球場を歩いてたんだけど、それがゆえに球場全体を見学できたりしていなかったなぁと思いだす。
自分の中のルーティーンができたのはちょうど半分の15球場目くらいからで、そこらへんの記事を書くとだいぶまともになるのかもしれないです。
おまけ
ビールの街ということで、試合前にはビール工場を見学。ビール工場って説明ほとんど聞かず、最後のビールが楽しみなだけだよね。